東京パラ 競泳代表選考会中止 新型ウイルス感染拡大受け

東京パラ 競泳代表選考会中止 新型ウイルス感染拡大受け
東京パラリンピック、競泳の代表内定をかけて静岡県で来月行われる予定だった選考会が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止されることになりました。
東京パラリンピックの競泳では、3月6日から8日まで静岡県富士市の富士水泳場で選考会を行って、派遣基準記録を突破した選手が代表に内定することになっていました。

しかし、選考会を主催する日本身体障がい者水泳連盟によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、今後2週間に予定されているスポーツイベントについては中止や延期などの対応も検討するよう、26日、スポーツ庁から通知を受けたということです。

さらに自治体が高校生が参加するイベントを中止するなどの対応を取っていることから、選考会を実施したとしても参加できない選手が出てきて公平性が保てないおそれがあるということです。

このため、連盟は大会を中止にすることを27日決めました。

連盟では、5月に横浜市で予定されているジャパンパラ大会を代わりの選考会として検討しているということです。