日本と韓国の留学生を隔離 発熱の症状で ウラジオストクの大学

日本と韓国の留学生を隔離 発熱の症状で ウラジオストクの大学
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ロシア極東のウラジオストクにある大学では、日本や韓国などからの留学生に対する検査を強化しています。このうち日本人2人と韓国人4人の留学生について、発熱の症状が見られたとして、隔離する措置を取りました。
ウラジオストクにある極東連邦大学は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国に続いて日本や韓国などからの留学生に対する検査を強化しています。

大学の関係者によりますと、今月24日に到着した留学生16人のうち、日本人2人と韓国人4人の留学生について、発熱の症状が見られたため、大学内に設けられた専用の宿舎に14日間隔離する措置を取ったということです。

大学では、来月中旬まで日本と韓国から来る留学生と外国から戻るロシア人学生など130人余りを対象に検査を行い、発熱などの症状が見られれば、隔離措置を取るとしています。

ロシア政府は、中国人に対して今月20日から留学や観光などでの入国を一時的に認めておらず、今後、日本での感染が広がれば、日本人に対しても何らかの措置を取る可能性があります。