大相撲 住吉大社での横綱土俵入り中止 新型ウイルス拡大防止

大相撲 住吉大社での横綱土俵入り中止 新型ウイルス拡大防止
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本相撲協会は、今月29日に大阪の住吉大社で行われる予定だった白鵬と鶴竜の両横綱による土俵入りを中止することを決めました。
大阪 住吉区にある住吉大社での横綱土俵入りは、春場所の成功と安全を祈願して行われる恒例行事で、毎年2000人以上が訪れています。

ことしは今月29日に白鵬と鶴竜の両横綱が土俵入りを行う予定でしたが、日本相撲協会は、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため中止することを決めました。

また来月8日の春場所初日の前日、7日には、土俵を清めて祝詞をあげ、場所の安全や五穀豊じょうを祈る「土俵祭」が行われますが、これについては一般公開をせず関係者だけで行うことになりました。

日本相撲協会では、春場所について観客を入れずに開催することや中止の可能性も含めて検討していて、現時点では、来月1日に開かれる臨時理事会で結論を出す方針です。