円相場 いくぶん値上がり コロナウイルス感染拡大の懸念から

円相場 いくぶん値上がり コロナウイルス感染拡大の懸念から
26日の東京外国為替市場、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への懸念から円相場はいくぶん値上がりしています。
外国為替市場では、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念が強まっていて、アメリカでも疾病対策センターが継続的な感染が起きるという見通しを示したことなどから、ドルを売って円を買う動きが出ています。

日本時間の26日朝、ニューヨーク外国為替市場では一時1ドル=109円台まで値上がりしました。

市場関係者は「日本でも新型コロナウイルスの感染拡大の影響でイベントの自粛や出勤見合わせの動きが相次いでいて、日本経済に対する投資家の懸念が強まっている。一方で東京市場の取り引きに入り、国内の輸入企業が支払いに必要なドルを買う動きも一部に見られている」と話しています。