中国 新たな感染者一時期より減も中小企業の操業再開は3割

中国 新たな感染者一時期より減も中小企業の操業再開は3割
中国では新型コロナウイルスの新たな感染者の数は一時期より減っていますが、全国の中小企業のうち操業を再開した割合は、推計で30%前後にとどまっているということで、経済への影響が長引くことが懸念されています。
中国の保健当局によりますと、新型コロナウイルスに感染して死亡した人の数は24日、新たに湖北省を中心に71人増え、中国での死者は2663人となっています。

また、中国での感染者の数は新たに508人増えて、合わせて7万7658人に上っていますが、感染者が増えるペースは一時期より落ちています。

湖北省以外の地域では新たな感染者は9人にとどまり、全国に31ある省や直轄市、自治区のうち23か所で新たな感染は確認されませでした。

こうした中、中国政府は感染拡大が深刻な地域を除いて企業活動の再開を呼びかけていますが、政府の担当部門は、25日の記者会見で、全国の中小企業のうち操業を再開した割合は、推計で30%前後にとどまっていることを明らかにしました。

中国では旧正月の連休が終わったあとも、帰省していた従業員が勤務先のある都市部に十分に戻れておらず、地域によっては帰省先から戻ってきた人を対象に、一定期間、自宅などで経過観察をする措置をとっていることから、多くの企業が人手不足に陥っているとみられています。

中国政府は中小企業に対し、資金繰りの支援策などを打ち出していますが、感染拡大の影響が長引き、中国経済や雇用に一層の打撃となることが懸念されています。