大相撲 白鵬と鶴竜が春場所に向けマスク姿で意気込み

大相撲 白鵬と鶴竜が春場所に向けマスク姿で意気込み
来月の大相撲春場所を前に、いずれも休場明けとなる白鵬と鶴竜の両横綱が取材に応じこのうち鶴竜は「やっと体も元気になってきた。しっかりと土俵を務めたい」と意気込みを示しました。
先月の大相撲初場所は、白鵬がかかとの傷口の炎症、鶴竜が右足首のけがでいずれも途中休場し、横綱不在の場所となり春場所は休場明けの両横綱の状態が注目されます。両横綱は25日、大阪市で行われた力士会のあと取材に応じました。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、いずれもマスクを着けた姿で、このうち鶴竜は「やっと体も元気になってきたし準備ができてきた。自分は3場所連続で休場しているということもありしっかりと土俵を務めたい」と意気込みを述べました。

白鵬は「体調を万全にして頑張りたい。どうしても古傷や新しいけががあるし、気をつけようとしても気をつけられないものだが、年1回の春場所を務めていきたい」と話していました。

また新型コロナウイルスの感染拡大を受けて鶴竜は「手洗い、うがいをして外で何かに触ったらアルコール消毒もして今まで以上に気をつけていきたい。ファンと握手やサインをしてはいけないと言われているので、残念だがなるべく気をつけながらいつもどおり調整していきたい」と話しました。

白鵬も「今までさまざまな問題を乗り越えてきたが、これは目に見えないものなので不思議な緊張感で稽古して場所に臨むことになる」と話していました。大相撲春場所は、来月8日に大阪府立体育会館で初日を迎えます。