生徒感染で休校の中学校 保護者説明会 金沢

生徒が新型コロナウイルスに感染していることが確認され臨時休校の措置を決めた金沢市の中学校が保護者を対象に説明会を開き、自宅での健康管理の徹底を呼びかけるとともに、今後は休日を使った補習を検討していることなどを説明しました。
金沢市の野田中学校では男子生徒が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、来月5日まで臨時休校の措置がとられます。

24日、学校側が金沢市内で保護者向けの説明会を開き、およそ240人が出席しました。

金沢市教育委員会によりますと、保健所の担当者が、毎日検温して手洗いを心がけるとともに不要な外出を控えるなど、生徒たちの自宅での健康管理の徹底を呼びかけたということです。

また学校側からは、臨時休校に伴って部活動も中止することや、今後は休日を使った補習を検討していることなどを説明したということです。

説明会に出席した保護者の1人は「説明を聞いてひとまず安心しました。子どもの健康管理に注意していきたい」と話していました。

野田中学校の井上一浩校長は「休校中は家庭学習になるので不安があると思うが、職員は勤務しているので連絡があればすぐ対応したい。未履修がないように対策を検討していきたい」と話していました。