新型ウイルス 家族4人の感染判明 相模原

新型ウイルス 家族4人の感染判明 相模原
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神奈川県内では22日、相模原市に住む50代の男性とその家族3人の合わせて4人が新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。これは22日夜、相模原市が記者会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、新型コロナウイルスへの感染が新たに分かったのは、相模原市在住で市内で勤務している50代の男性と男性の50代の妻、それにいずれも20代の娘2人の合わせて4人です。

男性は今月16日から発熱などの症状が続き、21日、市内の医療機関に入院して検査したところ、22日になって感染が分かったということです。

男性は、現在、熱があるものの、症状は軽いということです。男性は海外への渡航歴がなく、入院患者などに感染者が出た「相模原中央病院」への入院歴もないということです。

このほか、感染が明らかになった50代の妻といずれも20代の娘2人の3人の家族は症状は出ていないものの、自宅にいて外出は控えていて、今後、入院する方向だということです。

市では家族と接触した人の把握を含め、感染ルートを詳しく調べています。

記者会見で本村賢太郎市長は、「感染ルートが特定できず、厳しい環境だ。市民の方々には過剰に心配することなく、インフルエンザと同様に手洗いなどの感染対策の徹底をお願いしたい」と呼びかけました。