厚労相「インフル治療薬 効果あれば使用できる環境整備」

厚労相「インフル治療薬 効果あれば使用できる環境整備」
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新型コロナウイルスの感染が広がる中、加藤厚生労働大臣は東京都内で記者団に対し、インフルエンザ治療薬の「アビガン」について、検証の結果、一定の効果が確認されれば、幅広い医療機関で使用できる環境を整えていく考えを示しました。
この中で加藤厚生労働大臣は「『新型コロナウイルスに一定の効果があるのではないか』という海外での研究がある薬がある。どれかということを申し上げている訳ではないが、『アビガン』は具体的なことを考えている1つだ」と述べました。

そのうえで「効果があるかどうか検証し、一定の効果があるということであれば、幅広い医療機関で使えるような状況を作っていきたい」と述べ、インフルエンザ治療薬の「アビガン」について、検証の結果、一定の効果が確認されれば、新型コロナウイルスの感染者に対し、幅広い医療機関で使用できる環境を整えていく考えを示しました。

また、加藤大臣は具体的な対応策を盛り込んだ対処方針について、「政府だけでなく、地方公共団体や医師会をはじめとした方々とも意見を調整して、作り上げていかなければいけないが、連休明けには発表できるようなスケジュールでやっていきたい」と述べ、早ければ来週25日にも発表したいという考えを示しました。