新型ウイルス 熊本の男性 北海道滞在中に感染の可能性も

新型ウイルス 熊本の男性 北海道滞在中に感染の可能性も
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熊本県は県内に住む60代の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。男性は今月2日から友人と北海道を訪れていて、県は北海道滞在中に感染した可能性もあるとみています。
熊本県は22日午前8時半から対策会議を開き、県内で3人目となる新型コロナウイルスの感染者が確認されたことが報告されました。

新たに感染が確認されたのは県内に住む60代の男性で、今月15日にだるさを感じ、38度程度の熱が出ました。

今月19日に医療機関を受診したものの症状がおさまらず、21日に同じ医療機関を再び受診した結果、22日朝、陽性が判明したということです。

男性は現在、感染症指定医療機関に入院していますが、症状は安定しているということです。

男性は今月2日から友人と北海道を訪れていました。道内に住む妻とともに札幌市内を観光するなどし、10日に福岡空港から高速バスで熊本県内に戻ったということで、県は北海道滞在中に感染した可能性もあるとみています。

県は男性が今月15日に発症したとみられることや、それ以前もマスクをつけて行動していることなどを理由に、濃厚接触者はいないとしていますが、さらに詳しく男性の行動歴などを把握して、濃厚接触者がいないか調査しています。