「鹿児島マラソン中止」逆手にSNSで鹿児島の魅力発信

「鹿児島マラソン中止」逆手にSNSで鹿児島の魅力発信
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、「鹿児島マラソン」は中止になりましたが、雄大な桜島やロケットの打ち上げなど鹿児島の魅力をSNSに投稿し、広く知ってもらおうというユニークな動きが広がっています。
鹿児島マラソンの中止を受けて、伊佐市の教員宮元一賢さんは「#Twitter鹿児島マラソン」とハッシュタグをつけて、鹿児島の名所を紹介する文章と写真をSNSに投稿しました。

この中では雪が積もる桜島や、大河ドラマ「西郷どん」のオープニングで登場した「雄川の滝」などの景色を写した写真のほか、「今回は残念だけど鹿児島県はいい所。遊びに来てね」といったメッセージが寄せられています。

宮元さんがSNSで投稿を呼びかけると、それに応じた多くの人たちがハッシュタグをつけて鹿児島の美しい景色やおいしい料理などを紹介するなど、インターネット上で広がりを見せています。

宮元さんはフルマラソンにちなんで4万2195のツイートを目指していて、「大会中止の賛否についてぎくしゃくしていると感じて、なかばジョークのつもりで始めました。せっかくなのでこのツイートをきっかけに鹿児島のいいところを知ってもらえればと思います」と話しています。