来月の大相撲春場所「現時点で開催に向け準備」 相撲協会

来月の大相撲春場所「現時点で開催に向け準備」 相撲協会
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日本相撲協会は来月、大阪で予定されている大相撲春場所について21日、現時点で開催に向けた準備を進めていることを明らかにしました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は大規模なイベントの主催者に開催の必要性を改めて検討し、開催する場合は対策を取るよう呼びかけている一方、一律に開催の自粛を要請するものではないとしています。

こうした状況の中、日本相撲協会は来月8日に大阪市で初日を迎える春場所について21日ホームページで「現時点で予定どうり開催に向けて準備を進めております」と発表しました。

そのうえで来場者に対し感染拡大の防止に向けて、会場内に設置される消毒液の利用や、体調がすぐれない人は、無理をせずに来場を控えるよう呼びかけているほか、場合によっては入り口で体温測定をするなどとしています。

また、相撲協会は、今月25日に予定されていた力士が赤ちゃんをだっこするイベントを中止することを決めました。

一方で、相撲協会は「今後の状況により内容を変更する場合がある」としていて、状況の変化を踏まえて、さらに対応を検討していく方針です。