新型ウイルス Jリーグ 対策講じて予定どおり開幕

新型ウイルス Jリーグ 対策講じて予定どおり開幕
サッカーJリーグの村井満チェアマンは厚生労働省が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにイベントなどの開催について必要性を改めて検討するよう呼びかけたことを受けて取材に応じ、万全の対策をとったうえで21日から23日までのJ1とJ2の開幕戦を予定どおり実施する方針を示しました。
厚生労働省は、20日、新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐためにイベントなどの開催について必要性を改めて検討するよう呼びかけました。

これを受けてJリーグの村井チェアマンが20日夜、東京 文京区で取材に応じ、万全の対策をとったうえで21日から23日までのJ1とJ2の開幕戦を予定どおり実施する方針を示しました。

試合会場で入場ゲートやトイレに消毒液を設置するほか医師や看護師を増員するなどの準備を進めているということです。

一方、感染のリスクが高いとされる屋内施設の札幌ドームで来月予定されている試合については、「日程の変更ができるかどうか協議したい」としたほか、今後、さらなる感染拡大が確認された場合は、無観客試合や日程変更なども選択肢に入れるとしています。

村井チェアマンは「日々、感染者は増え、影響が深刻になっているので、危機感を持ちながら情報収集にあたっている。冷静にいろいろな観点から判断していきたい」と話しました。