感染拡大防止へ イベント開催の必要性 主催者は検討を 厚労省

感染拡大防止へ イベント開催の必要性 主催者は検討を 厚労省
新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐため、厚生労働省はイベントを開催する際は、感染の状況などを踏まえて開催の必要性を検討するよう呼びかけました。
厚生労働省は屋内などで互いの距離が十分に取れない状況で一定時間いることは、感染のリスクを高めるとしています。

イベントなどの主催者に対しては、感染拡大の防止という観点から、会場の状況などを踏まえて開催の必要性を改めて検討するよう呼びかけています。

ただ、イベントなどの開催は現時点で、政府として一律に自粛を要請するものではないとしています。

イベントを開催するにあたっては、感染機会を減らすための工夫を講じるよう求めていて、参加者への手洗いの推奨やアルコール消毒薬の設置、それにかぜのような症状のある人は参加しないように依頼するなど、対策を取るよう求めています。

また、かぜのような症状がある場合は学校や仕事を休み、外出を控えるよう求めています。

特に高齢者や持病のある人は、人混みの多いところはできるだけ避けるよう呼びかけています。

感染の拡大防止には学校や企業など、社会全体の理解のほか生徒や従業員が休みやすい環境整備が大切で、テレワークや時差通勤も有効な手段だとしています。