新型ウイルス 立命館アジア太平洋大学 卒業式と入学式中止

新型ウイルス 立命館アジア太平洋大学 卒業式と入学式中止
新型コロナウイルスの感染拡大で世界各地から留学生が集まる大分県別府市のAPU=立命館アジア太平洋大学は来月の卒業式と4月の入学式をいずれも中止することを決めました。
別府市のAPUは日本の学生のほか、多くの留学生が通っていて、留学生の割合は全体の半数にのぼっています。

大勢の人が集まる式典は感染拡大のおそれがあるとして、APUは来月13日の卒業式と、4月に予定していた入学式をいずれも中止することを決めました。

ことし大学や大学院を卒業する32の国や地域のおよそ670人に対しては卒業証書を郵送することにしています。

一方、来月予定している入学試験や来年度の授業は今のところ、予定どおり行うとしています。

APUは「難しい判断だったが、早めの決断が必要と考えた。心待ちにしていた学生や家族もいたと思うが、ご理解いただきたい」と話しています。