新型ウイルス 沖縄県の80代男性 感染を確認 県内3人目

新型ウイルス 沖縄県の80代男性 感染を確認 県内3人目
沖縄県は、豊見城市に住む80代の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。沖縄では、集団感染が確認されたクルーズ船の乗客を乗せた2人のタクシー運転手の感染が確認されていますが、この男性は、今のところ乗客との接触は確認されていないということで、県は行動歴を確認するとともに濃厚接触者の特定を急ぐことにしています。
沖縄県で新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、豊見城市に住む80代の農業の男性です。

県によりますと、男性は重症ではなく、今月6日から微熱があり、17日には体がだるいという症状が出たため医療機関を受診し、肺炎の症状があったため入院したということです。

沖縄では、集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が今月1日に那覇に寄港した際、乗客を乗せた2人のタクシー運転手の感染が確認されていて、県内での感染確認は3人目です。

男性は、今のところクルーズ船の乗客との接触は確認されていないということで、県は行動歴を確認するとともに濃厚接触者の特定を急いでいます。

玉城知事は県庁で対策本部会議を開き、「患者は糖尿病などの基礎疾患がある。高齢者や基礎疾患のある方で37.5度以上の発熱が2日以上続く方、または、平熱であっても強いだるさや息苦しさがある方は、早めに保健所に相談してほしい」と呼びかけました。