クルーズ船の乗客 第2陣が愛知 岡崎の医療センターに

クルーズ船の乗客 第2陣が愛知 岡崎の医療センターに
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客らの一部を受け入れている愛知県岡崎市の「藤田医科大学岡崎医療センター」は、19日夜、第2陣として合わせて25人を新たに受け入れました。
岡崎市の藤田医科大学岡崎医療センターには、19日夜10時半、感染が確認されたものの症状が出ていない19人と同行者6人の合わせて25人を乗せた第2陣のバス3台が到着しました。

4月に開院する施設はまだ医療行為ができないため、発熱など体調の変化を1日に複数回、確認するなどの対応を行います。

一方、施設によりますと、19日未明に第1陣として受け入れた感染確認の24人と同行者8人のうち、男女合わせて6人が肺炎の疑いで別の医療機関に搬送されたということです。

これについて藤田医科大学岡崎病院準備室の守瀬善一室長は「予想より搬送者が多かった。到着した時点ですでに体調が悪い人もいた」と話しました。
これを受けて施設では第2陣について、下船前の呼吸不全を調べる検査で状態が良好だった人に絞って受け入れたということで、今後も含め最終的には170人ほどを受け入れることにしています。