小池知事 テレワーク・時差出勤を企業に呼びかけ

小池知事 テレワーク・時差出勤を企業に呼びかけ
ことし最初の東京都議会の定例会が開会しました。小池知事は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて都が推進しているテレワークや時差出勤などについて、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、企業も推進してほしいと呼びかけました。
ことし最初の東京都議会の定例会が19日開会し、小池知事がこの1年の都政運営の方針を表明しました。

この中で、小池知事は東京大会に向けて都が推進してきたテレワークや時差出勤などの取り組みについて、都庁では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにも大幅に前倒しをして進めることを強調しました。

そのうえで「企業においても、これを契機にさらに本格的に推進してもらうよう強くお願いを申し上げる」と述べ、感染の拡大防止への協力を呼びかけました。

このほか小池知事は、東京大会のレガシーとして、ボランティア文化を定着させるとともに、急増する外国人と日本人との相互理解を促すことなどを目的とした新たな財団を、ことし10月に設立することを表明しました。