新型ウイルス 東京五輪・パラに向けた交流事業中止 福岡 柳川

新型ウイルス 東京五輪・パラに向けた交流事業中止 福岡 柳川
新型コロナウイルスの感染が広がる中、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、福岡県柳川市で予定されていた海外との交流事業が中止になったことが市への取材で分かりました。
柳川市は、東京オリンピック・パラリンピックで、県内のほかの自治体とともにオセアニアの15の国と地域のホストタウンになっています。

その一環として、柳川市では18日から4日間の日程で、キリバスやバヌアツなどの4人の外国人が柳川名物の観光川下りを体験したり、専門学校の学生と交流したりする政府主催の事業が予定されていました。

しかし、新型コロナウイルスの感染が広がる中、政府から交流事業の中止を決めたとの連絡があったことが市への取材で分かりました。

柳川市は「来ていただける前提で準備を進めていたので、中止は残念だが致し方ない。また機会があれば、交流を続けていきたい」としています。

柳川市と同様にオセアニアの15の国と地域のホストタウンになっている福岡県みやま市は、予定していた海外からの受け入れをやめ、国内に住むパプアニューギニアとマーシャル諸島からの留学生合わせて2人を18日から受け入れて、交流事業を行っています。