無症状感染者の入院期間短縮へ 退院基準見直す 厚生労働省

無症状感染者の入院期間短縮へ 退院基準見直す 厚生労働省
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新型コロナウイルスへの感染が確認されたものの発熱などの症状が見られない人について、厚生労働省は入院期間を短縮するよう退院の基準を見直しました。
厚生労働省はこれまで、症状がみられない人は12.5日間は入院したうえで、2回ウイルス検査を行い、いずれも陰性であれば退院を認めていました。

しかし、症状が見られない人が周りにウイルスをうつす可能性は低いうえ、ウイルスが消えていくまで12.5日もかからないなどとして、最初に陽性が確認されてから48時間後に検査を行うことにしました。

そこで陰性だった場合、12時間後にもう一度検査し、それでも感染が確認されなければ退院が認められます。

一方、症状が出ている人についてはこれまでどおり、発熱が治まり呼吸器症状が改善してから48時間後に検査を行い、さらにその12時間後にも検査していずれも陰性だった場合は、退院を認めることにしています。

厚生労働省はこの退院基準について18日、全国の自治体に通知しました。