「感染拡大に備え省内でテレワーク試行」小泉環境相

「感染拡大に備え省内でテレワーク試行」小泉環境相
新型コロナウイルスの感染拡大に備えるため、環境省は、幹部職員が今月中に一度は職場に出勤せずに働くテレワークを試みるなど、取り組みを進めることになりました。
18日の閣議のあとの記者会見で、小泉環境大臣は新型コロナウイルスについて、「今後の事態の悪化に備え、テレワークや時差出勤を最大限活用し、感染リスクを低減しながら業務を続けるため必要な準備を進めている」と述べました。

具体的には、テレワークに使う回線をこれまでのおよそ3倍に当たる1000台分に増やしたほか、審議官以上の幹部職員に対して、今月中に一度はテレワークを試みるよう指示したということです。

小泉環境大臣は「仮に感染が職員の中や政府の中で出た場合、どういうことになるのか、どういう対応が必要か、今からシミュレーションしてほしいと環境省の危機管理担当に伝えている。状況を注視して取り組んでいきたい」と述べました。