「共同通信の10人 感染者運転のハイヤーに乗車」官房長官

「共同通信の10人 感染者運転のハイヤーに乗車」官房長官
新型コロナウイルスの感染が確認されたハイヤーの運転手について、菅官房長官は、共同通信社から10人の職員がこの運転手のハイヤーに乗車していたものの、いずれも発熱などの症状はないという報告があったことを明らかにしました。
東京都が16日、新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表した60代のハイヤーの運転手の男性について、共同通信社は、先月末から今月初めにかけて、男性が運転するハイヤーに10人の職員が乗車していたことを明らかにしました。

これについて、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で「きのう、共同通信社より、該当する職員10人はきのうから自宅待機をさせ、管轄の保健所に相談していることや、乗車していた職員の過半数は乗車から2週間を経過しており、その他の者を含め、全員発熱などの症状はないという報告があった」と述べました。

そのうえで「政府としては、報告の内容も踏まえたうえで、適切に対応したい」と述べました。