クルーズ船の米国人 チャーター機内でさらに3人発熱

クルーズ船の米国人 チャーター機内でさらに3人発熱
新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していたアメリカ人を乗せて日本を出国したチャーター機について、飛行中にさらに3人が発熱し、着陸後、医療機関に搬送されたことが分かりました。
アメリカ政府が手配した2機のチャーター機は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていたアメリカ人、338人を乗せて羽田空港を出発し、17日にカリフォルニア州とテキサス州に到着しました。

これらのチャーター機には、新型コロナウイルスの感染が確認された14人が搭乗していましたが、アメリカ国務省によりますと、カリフォルニア州に向かった飛行機の機内でさらに3人が発熱し、機内で隔離されたうえで到着後、医療機関に搬送されました。

感染が確認された人のうち、4人はカリフォルニア州の医療機関に搬送されたほか、10人はネブラスカ州のネブラスカ大学医療センターに移送されて、治療を受けているということです。

それ以外の乗客は、これから2週間、軍の基地内で隔離状態に置かれるということです。