医師など感染の病院 建物外で薬受け渡し 和歌山 湯浅町

医師など感染の病院 建物外で薬受け渡し 和歌山 湯浅町
医師や入院患者などが新型コロナウイルスに感染し、外来の診察を停止している和歌山県湯浅町の総合病院では、薬を受け取りに来た患者に感染が広まらないよう、17日から建物の外に専用の窓口を設け、対応にあたっています。
和歌山県湯浅町の済生会有田病院では外科の医師2人と入院患者2人、それに医師の妻1人の合わせて5人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

病院では外来の診察を停止していますが、薬を受け取りに来た患者に感染が広まらないよう、17日から建物の入り口付近に専用の窓口を設けました。窓口には朝から薬を受け取りに多くの人たちが訪れ、担当者が一人一人から状況を聞き取るなどして対応していました。

訪れた71歳の女性は「血圧の薬をもらいに来ました。きょうで薬が切れるところだったので、間に合ってよかったです」と話していました。

また65歳の男性は、「胃の調子が悪く、薬をもらいに来ました。外で薬を受け取ることができ、ありがたいです」と話していました。

この窓口は、平日が午前8時半から午後5時まで、土曜日も午前8時半から正午まで開いているということです。