チャーター機 第5便が中国 武漢に向け出発

チャーター機 第5便が中国 武漢に向け出発
新型のコロナウイルスの感染拡大で、中国の湖北省から希望者を帰国させるためのチャーター機の第5便が、16日夜8時すぎ羽田空港を出発しました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、政府は、中国の湖北省に滞在する日本人の帰国を支援するため、これまでに4便のチャーター機を派遣し、合わせて763人が帰国しています。

16日夜は、そのチャーター機の第5便が午後8時すぎに、武漢に向けて羽田空港を出発しました。

第5便には、これまでと同様、医療チームなど政府の関係者が乗り込み、マスクや消毒液などの支援物資のほか、武漢から羽田への戻りの便で客室乗務員が着用する防護服も積み込まれたということです。

政府は、この第5便をもって、チャーター機による帰国支援に一区切りをつけたいとして、現地に滞在する日本企業の駐在員などに帰国希望の再確認を行ったということです。

第5便は、日本時間の17日未明に武漢の空港に到着し、帰国希望者などを乗せて、17日午前中に羽田空港に戻る見込みです。