新型ウイルス 運転手感染受け タクシー会社も対策 沖縄

新型ウイルス 運転手感染受け タクシー会社も対策 沖縄
沖縄県内のタクシー運転手が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを受けて、県内にあるタクシー会社では、感染予防策とともに、運転手の体調に問題がないか確認する作業を行っています。
14日、沖縄県内に住む60代のタクシー運転手の女性が九州・沖縄では初めて新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

これを受けて国の出先機関である沖縄総合事務局は県内のタクシーやバス会社に対し、手洗いやうがいなどの徹底に加え、運転手の健康状態を確実に把握するよう求めました。

沖縄本島南部にあるタクシー会社の営業所では15日、運転手が消毒用のアルコールで車内のシートやドアノブを丁寧に拭いていました。

営業所の運行管理者が、運転手一人一人に体調に問題がないか声をかけ、体調のすぐれない乗客がいた場合には速やかに知らせるよう伝えていました。

20代の運転手の男性は「自分も感染してしまうのではないかと不安だ。手洗いやうがいはもちろん、車内の換気も徹底して行うようにしている」と話していました。