新型ウイルス 都内で8人感染確認 1人は新幹線で愛知に出張

新型ウイルス 都内で8人感染確認 1人は新幹線で愛知に出張
東京都は、都内に住む8人が新型コロナウイルスに新たに感染したことを明らかにしました。このうち7人は、13日に感染が確認された都内の個人タクシー運転手が、先月参加した新年会の会場にいたということです。
東京都は15日午後6時すぎから記者会見を開き、都内に住む8人が新型コロナウイルスに新たに感染したことを明らかにしました。

このうち6人は、13日に感染が確認された都内に住む個人タクシー運転手の男性が、先月18日に参加した屋形船で行われた新年会に参加していたということで、1人が発熱やせきなどの症状があるということです。また、1人は屋形船の従業員だということです。

屋形船にいた7人の感染は、都が新年会に参加していた人など濃厚接触者を検査をしたところ分かったということです。

このほか、都内に住む40代の会社員の男性1人も新型コロナウイルスに感染していることが分かったということです。

13日に感染が確認されたタクシー運転手をめぐっては、義理の母親で神奈川県に住む80代の女性が13日に死亡し、新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになっているほか、14日は、屋形船の70代の男性従業員とタクシーの組合支部の50代の女性従業員の2人の感染が確認されています。

40代会社員 新幹線で愛知県に出張

15日新たに新型コロナウイルスに感染が確認された都内に住む40代の会社員の男性は今月2日にせきの症状が、5日には発熱したため医療機関を受診しました。

発症後はマスクをしていたということですが、今月10日に新幹線を使って愛知県に出張したということです。その後、症状が改善しなかったため今月12日から入院していて今は、重症だということです。

症状が出る前には「中国の人と会ったかもしれない」という趣旨の話をしているということです。