新型ウイルス チャーター第3便で帰国の144人が帰宅

新型ウイルス チャーター第3便で帰国の144人が帰宅
先月、中国湖北省の武漢からチャーター機の第3便で帰国し、宿泊施設に滞在していた日本人144人について、感染が確認されなかったとして、15日までに全員が帰宅しました。
厚生労働省によりますと、先月31日に中国湖北省の武漢から政府が用意したチャーター機の第3便で帰国した人のうち、ウイルス検査で感染が確認されず発熱などの症状が見られなかった日本人145人は、埼玉県和光市にある国の宿泊施設などに滞在してきました。

ウイルスの潜伏期間とされる12.5日が過ぎたあと改めて検査を受けた結果、60代の女性1人の感染が確認されましたが、ほかの144人は感染が確認されませんでした。

このため14日夜からバスなどで帰宅を始め、政府によりますと、15日正午までに全員が施設を出たということです。

チャーター機の第1便と第2便で帰国して宿泊施設に滞在していた人は全員が陰性で、すでに帰宅しています。

第4便で帰国して現在宿泊施設に滞在している人は197人いて、今後同じ検査を受けることになっています。