新型ウイルス 14日は全国で8人の感染確認 経路不明のケースも

新型ウイルス 14日は全国で8人の感染確認 経路不明のケースも
新型コロナウイルスへの感染が拡大する中、14日、東京や北海道、沖縄など、全国各地で8人の感染が確認されました。感染経路がよく分かっていないケースもあり、感染者の発症前の行動などについて調査が進められています。
厚生労働省によりますと、14日に感染が確認されたのは、いずれも日本人で、東京、北海道、神奈川、愛知、和歌山、沖縄の6都道県の30代から70代の男女7人と、チャーター機の第3便で武漢から帰国し、宿泊施設に滞在していた60代の女性の、合わせて8人です。

このうち神奈川県では、横浜市の30代の救急隊員の男性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。

救急隊員は横浜港のクルーズ船から患者を搬送していましたが、厚生労働省は搬送したその日に症状が出ているため、患者から感染した可能性は低いとみています。

各地で感染が広がるなか、現時点で感染経路がよく分かっていないケースもあり、感染者の発症前の行動などについて調査が進められています。

国内で感染が確認されたのは、14日までに、クルーズ船の乗客・乗員218人と、検疫官1人、救急隊員1人、チャーター機で帰国した13人、それ以外の人が26人の、合わせて259人となっています。