チャーター機第3便での帰国者 1人感染確認

チャーター機第3便での帰国者 1人感染確認
先月、中国の湖北省・武漢からチャーター機の第3便で帰国し、宿泊施設に滞在していた日本人145人のウイルス検査の結果が判明し、このうち60代の女性1人の感染が確認されたことがわかりました。
厚生労働省によりますと、先月31日に中国の湖北省・武漢から政府が用意したチャーター機の第3便で帰国した人のうち、ウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状もみられなかった日本人145人は埼玉県和光市にある国の宿泊施設などに滞在してきました。

そしてウイルスの潜伏期間とされる12.5日が過ぎた13日から改めてウイルス検査を受けた結果、このうち60代の女性1人の感染が確認されたことがわかりました。今後、医療機関に入院するということです。

感染が確認されなかった144人は14日夜以降、施設を出て、帰宅できる見通しです。

第1便と第2便で帰国して宿泊施設に滞在していた人については全員が陰性だったという結果が判明しています。また第4便で帰国し、宿泊施設に滞在している人たちについても順次、同じ検査が行われる予定です。