「坊っちゃん文学賞」北海道在住30代女性の作品が大賞に 松山

「坊っちゃん文学賞」北海道在住30代女性の作品が大賞に 松山
青春文学を志す新人作家の登竜門となっている松山市の「坊っちゃん文学賞」は、ショートショートに特化する新しい形になった今回、北海道在住の30代の女性の作品が大賞に選ばれました。
「坊っちゃん文学賞」は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台となった松山市が昭和63年に創設しました。

今回からジャンルを4000字以内の「ショートショート」に特化し、初めてインターネットでも募集を受け付けたところ、過去最多の5628点の応募があり、14日、大賞が発表されました。
大賞に選ばれたのは、北海道在住の30代、高野ユタさんの作品「羽釜」です。

主人公の男子大学生が中古の「羽釜」を市場で購入し、羽釜によって食卓に広がる空間を通して祖母の思い出にも触れるぬくもりのある作品です。

審査員長で作家の田丸雅智さんは「なじみのある羽釜を題材にするというアイデアがよく、結末も印象的だった」と評価しました。

大賞を受賞した高野さんは「目標にしていた文学賞だったので受賞してうれしいです。これからもショートショートや長編など、いろんな作品を書いていきたい」と話していました。