クルーズ船沖縄寄港時に乗客と接触 1人に肺炎の疑い 県が検査

クルーズ船沖縄寄港時に乗客と接触 1人に肺炎の疑い 県が検査
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が今月1日に寄港した沖縄県では、乗客と接触した可能性がある1人に肺炎の疑いがあることがわかり、沖縄県では14日夕方、検査結果を公表することにしています。
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は今月1日、那覇港に寄港しておよそ9時間半停泊し、2679人の乗客の多くが観光バスやタクシーで市街地に出かけるなどしたとみられています。

これに関連して玉城知事は14日の記者会見で、「乗客と接触した可能性のあるおよそ200人について、潜伏期間であるあす15日までの間、健康観察などの調査を行っている」と述べました。

県の幹部によりますと、このうちの1人はせきの症状を訴え、診察した医師によると肺炎の疑いがあるということです。

この1人については、13日から確認の検査を行っているということで、玉城知事は「検査結果はきょう午後4時ごろに判明する予定で、改めて報告する」と述べました。