次期主力ロケット「H3」エンジン3基同時噴射試験公開 秋田

次期主力ロケット「H3」エンジン3基同時噴射試験公開 秋田
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来年度打ち上げが予定される日本の新しい主力ロケット「H3」のメインエンジンを実際の打ち上げ時を想定し3基同時に噴射する試験が秋田県内で報道関係者に公開されました。
H3は、日本の主力ロケットH2Aの後継機としてJAXA=宇宙航空研究開発機構と三菱重工業が開発している新しいロケットで、メインエンジンを2基、または、3基搭載することができます。

13日は、秋田県大館市にある試験場で新型のメインエンジン「LE-9」を3基同時に噴射し、燃料の流れなどエンジンのシステムを確認する試験が公開されました。

カウントダウンのあとエンジンに点火されると周辺にはごう音が鳴り響き、燃料の水素が燃えることによって出る大量の水蒸気が立ち上っていました。

エンジンは38秒間噴射し、試験は予定どおり終了したということです。

JAXAなどは、13日の結果を1週間ほどかけて解析し、その後、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げ用の機体を使った試験などを行ったあと、来年度中に初号機を打ち上げる予定です。

JAXAの岡田匡史プロジェクトマネージャは「今回の試験を無事に終えたことで、ロケットの開発は8合目まできたと感じている。引き続き気を引き締めて、来年度の打ち上げを目指したい」と話していました。