新型ウイルス検査対象を浙江省にも拡大へ 厚労省

新型ウイルス検査対象を浙江省にも拡大へ 厚労省
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、厚生労働省は、ウイルス検査の対象を中国・湖北省だけでなく、浙江省の滞在歴があり症状がみられる人などにも拡大することになりました。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は13日から入国申請前の14日以内に中国・湖北省だけでなく、浙江省に滞在歴がある外国人なども、特段の事情がないかぎり入国を拒否する措置を始めました。

これを受け、厚生労働省は、ウイルス検査を行う対象も拡大することになりました。

これまでは37度5分以上の発熱と呼吸器症状があり、発症からさかのぼって2週間以内に湖北省に渡航歴があったり湖北省に滞在歴のある人と濃厚接触をした人を対象にしていましたが、これらの条件に浙江省も加えることにしています。

厚生労働省は、早ければ13日にも新しい基準での運用を始めたいとしています。

一方で、この基準に該当しなくても診断した医師や保健所が必要だと判断した場合は、検査を行うなど弾力的に対応してほしいとしています。