新型ウイルス 台湾の高校が日本への修学旅行を延期 香川

新型ウイルス 台湾の高校が日本への修学旅行を延期 香川
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新型コロナウイルスをめぐり、台湾の高校が日本への修学旅行を延期したいと訪問先の香川県側に伝えていたことがわかりました。理由として台湾側は「日本国内で感染が拡大している」としており、訪問先の学校関係者からは落胆の声が出ています。
香川県観光協会によりますと台湾の台中市立文華高級中等学校の生徒たちは修学旅行で14日から1週間の日程で来日し、香川県の観光地や丸亀市にある私立大手前丸亀中学・高校などを訪問する予定でした。

大手前丸亀中学・高校によりますと、今月17日には台湾と日本双方の生徒が剣道や茶道などを一緒に体験する予定でした。

ところが今月10日になって台湾側から「日本国内で新型コロナウイルスの感染が拡大している」として、修学旅行を延期したいという連絡があり、生徒どうしの交流も中止になったということです。

大手前丸亀中学・高校は「国外の生徒を受け入れて交流するのは初めてで生徒たちも楽しみにしていただけに残念だ。一方、生徒の体調管理などは重要なのでしかたがないことでもある」と話しています。