転落防ぐ視覚障害者の白いつえ公開 振動や音声で危険知らせる

転落防ぐ視覚障害者の白いつえ公開 振動や音声で危険知らせる
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目の不自由な人が駅のホームから転落したり、列車と接触したりするのを防ぐための白いつえの試作品が公開されました。危険が近づくと振動や音声で知らせてくれる仕組みで、開発を手がける会社は3年以内の実用化を目指すとしています。
このつえは京セラが開発を進めていて、無線の技術を使って振動や音声を伝達するシステムを活用します。
目の不自由な人が使う白いつえが、駅のホームの点字ブロックや列車の連結部分に取り付けられた電子タグの情報を読み取ると、振動や音声で危険を知らせてくれる仕組みです。

目の不自由な人が駅のホームから転落したり、列車と接触したりする事故は毎年、全国で相次いでいて、鉄道会社はホームドアの設置を進めるなどしています。

しかし、駅の構造などを理由に設置できない場所もあるということで、会社はホームドアがない駅などでの活用を想定し、3年以内の実用化を目指すとしています。

京セラの中川浩文さんは「電子タグを駅のホームや列車に取り付けたり埋め込んだりするだけなので、コストも安くすむ。導入も難しくないと思うので、いろんな場所で使ってもらいたい」と話しています。