元巨人投手に有罪判決 FX取引の損失補填で

元巨人投手に有罪判決 FX取引の損失補填で
プロ野球・巨人の元投手で証券会社の元役員が顧客のFX取引の損失を補填(ほてん)した罪などに問われた事件で、東京地方裁判所は、懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。
プロ野球・巨人の元投手で、東京 港区の「東郷証券」を実質的に経営していた元役員の林泰宏被告(58)は、4年前から去年1月にかけてFX取引で損失を出した顧客に合わせて6900万円分の損失補填をしたとして、金融商品取引法違反や脱税の罪に問われました。

裁判で被告は起訴された内容を認め、検察は懲役3年を求刑していました。

12日の判決で、東京地方裁判所の野原俊郎裁判官は「不適切な勧誘で顧客からの苦情が相次ぎ、これが表沙汰となって行政処分を受けることを防ぎたいという思惑から損失補填を繰り返した。脱税についても部下に指示をしてスキームを構築させるなど被告は犯行の首謀者だが、反省の態度を示している」として、懲役3年執行猶予5年を言い渡しました。