マツダも中国の工場再開を延期 17日以降に

マツダも中国の工場再開を延期 17日以降に
新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国で、現地の自動車工場の生産再開を延期する日本メーカーが相次ぐ中、マツダも南京にある工場の生産再開が今月17日以降になると発表しました。
マツダは江蘇省南京にある自動車工場について、12日以降の生産再開を目指していましたが、部品の調達や物流の状況を踏まえて、再開の時期を遅らせ今月17日以降になると発表しました。

このほかのメーカーでも、トヨタ自動車が中国の4つの都市にある工場を、ホンダは広州にある工場などについて、今月17日以降の再開を目指しています。

また、日産も広州と大連にある工場について今月17日から順次、生産するとしています。

一方で、中国でバイクを生産しているスズキは、山東省済南の工場の操業を今月10日から再開しています。

各社は、地方政府からの通達に加えて従業員が出勤できるかや、部品が調達できるかを確認しながら早期の生産再開を目指していますが、生産の本格的な復旧には、なお時間がかかる見通しです。