中部大学が発見…新種の線虫「チュウブダイガク」と命名

中部大学が発見…新種の線虫「チュウブダイガク」と命名
愛知県春日井市の中部大学の研究グループが、新種の「線虫」を発見し、ユニークな研究を世界に発信したいと「チュウブダイガク」と命名して国際的に承認されました。
新種の線虫を発見したと発表したのは、中部大学応用生物学部の長谷川浩一准教授の研究グループです。

長谷川准教授らは、中部大学の裏山にいた「オオゴキブリ」の体内を調べて新種の線虫を発見し、「チュウブダイガク」と名付けて国際的に承認されたということです。

この新種の線虫は、メスの体長が3ミリ程度、オスはそれより少し小さめで、寄生しているゴキブリに対して病原性がなく良好な関係だということです。

ほかの生き物に寄生して病原性を持たない寄生虫は、腸内細菌を整えて健康バランスを保つなどの役割を果たしているとみられ、今回の発見は、こうした寄生虫の役割の解明につながる可能性があるということです。

長谷川准教授は「ユニークな研究を世界に発信したいと命名した。寄生虫がいることで、その生き物がより健康になったり、病原体への抵抗性を持つことが分かっている。今後は、その仕組みについて、遺伝子や細胞レベルで示し、人間の健康にも当てはまる研究につなげていきたい」と話していました。