「さっぽろ雪まつり」来場者減 中国の観光客減少など影響か

11日閉幕した「さっぽろ雪まつり」に訪れた人はおよそ202万人と、過去最高の来場者数だった去年より71万人、率にして26%減りました。実行委員会では、新型コロナウイルスの感染拡大による中国からの観光客の減少などが影響したとみています。
「さっぽろ雪まつり実行委員会」の発表によりますと、71回目となることしの「さっぽろ雪まつり」に訪れた人は202万1000人で、過去最高の来場者数だった去年より、71万6000人少なく、26.2%減少しました。

この来場者数は、今の形で統計が行われるようになった1993年以降5番目の少なさで、実行委員会では新型コロナウイルスの感染拡大で中国からの団体の観光客が減少し、さらに地元の小学校や幼稚園などでも団体での来場を取りやめたことや、韓国からの国際便が、減便や運休していることが影響したなどとしています。

「さっぽろ雪まつり実行委員会」の前真司さんは、「減少となり、残念だ。来年はより多くの人に来てもらえることを願いたい」と話しています。