新型ウイルス クルーズ船 感染が確認された乗客などの搬送続く

新型ウイルス クルーズ船 感染が確認された乗客などの搬送続く
新型コロナウイルスの集団感染が確認されているクルーズ船で、厚生労働省は、感染が確認された乗客などの搬送を続けています。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員合わせて3700人余りのうち、発熱などの症状があったり症状がある人と濃厚接触したりした人などにウイルス検査を実施した結果、厚生労働省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表しました。

これで、クルーズ船で感染が確認されたのは135人となりました。

厚生労働省は11日午前から、感染が確認された乗客などを救急車で順次、医療機関に搬送しています。

クルーズ船は11日午後3時ごろにも停泊している横浜港の大黒ふ頭を離れ、12日午前中に再び戻って接岸する予定です。

厚生労働省は、残る乗客と乗員については引き続き船内にとどまったうえで、原則として今月5日からの14日間は客室などで待機することを求めることにしています。