シリア アサド政権 反政府拠点に攻勢 トルコ軍との緊張も

シリア アサド政権 反政府拠点に攻勢 トルコ軍との緊張も
内戦が続くシリアで、反政府勢力の最後の拠点に対して攻勢を強めるアサド政権は8日、イドリブ県の交通の要衝の町を制圧したと発表しました。一方、反政府勢力を支援するトルコはこの町の近くに新たに軍事拠点を設けたと伝えられていて、緊張の高まりが懸念されます。
シリアでは、アサド政権が反政府勢力の最後の拠点、北西部イドリブ県とその周辺に攻勢を強めていて、激しい空爆や戦闘が続いています。

アサド政権は8日、国営通信を通じて、イドリブ県東部にあり、複数の幹線道路が交わる交通の要衝サラキブを制圧したと発表しました。

一方、現地の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、反政府勢力を支援する隣国トルコが、サラキブから北に15キロの町タフタナズなど、前線に近い複数の地点に新たに軍事拠点を設けたということです。

トルコ政府は、公式には発表していませんが、現地メディアは、トルコ軍は国境からシリア国内に地上部隊を送り込んでいると伝えています。

シリアでは3日、トルコ軍の部隊がアサド政権の砲撃を受けて兵士ら8人が死亡したばかりで、アサド政権の軍とトルコ軍との間で緊張の高まりが懸念されます。