台湾 香港とマカオからの台湾入りも拒否へ

台湾 香港とマカオからの台湾入りも拒否へ
台湾当局は新型コロナウイルの感染拡大を防ぐため、中国から台湾に入ることを原則、禁じたのに続いて、香港とマカオの街でも感染が広がっている可能性があるとして7日以降、香港やマカオから台湾に入るための許可申請を受け付けないことを決めました。
台湾当局によりますと感染が広がっている可能性があると見ていた中国南部の広東省に隣接する香港で、感染経路がわからない患者が複数出たことから、今回の措置を決定しました。

すでに許可を受けている人が台湾に入った場合は2週間の自宅隔離とするほか、直近の14日間のうちに香港やマカオに渡航歴のある外国人についても台湾に入ることを拒否するとしています。

台湾は中国人や中国への渡航歴がある外国人も台湾に入れない措置をとることを決めていて、水際の対策を一層厳しくしています。

一方、中国の次に感染者が多い日本については、クルーズ船内の乗客など感染経路がわかっているとして、今のところ日本への渡航歴がある人の制限は行っていません。