池袋 親子死亡事故で旧通産省元幹部を在宅起訴

池袋 親子死亡事故で旧通産省元幹部を在宅起訴
k10012274941_202002061713_202002061716.mp4
去年4月、東京 池袋で車が暴走し、2人が死亡するなどした事故で、検察は運転していた旧通産省の元幹部の高齢ドライバーを過失運転致死傷の罪で在宅起訴しました。
在宅起訴されたのは、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(88)です。

東京地方検察庁によりますと、去年4月、東京 池袋で運転する乗用車を暴走させ歩行者などを次々にはね、自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)を死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせたとして過失運転致死傷の罪に問われています。

車には暴走につながる不具合はなく、ドライブレコーダーの記録などを分析した結果、ブレーキとアクセルの踏み間違いが事故の原因だったとされ、去年11月に書類送検されていました。

検察は飯塚被告の認否について明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、これまでの調べに対して「パニック状態になってブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もある」と供述しているということです。

松永真菜さんの夫「妻と娘の命の尊さ知って」

在宅起訴を受けて、亡くなった松永真菜さんの夫は記者会見を開きました。

松永さんの夫は「この10か月間、悲しみと苦しみのなかでもがいてきましたが、ようやく一歩踏み出せる思いです。裁判には被害者参加制度を用いて参加したいと思っています。私は真実が知りたいです。なぜ2人の命が奪われなければいけなかったのか。真実を明らかにしてほしいと願っています」と話しました。

そのうえで被告に対しては、「法廷内で加害者当人に妻と娘の命の尊さを知ってもらいたい、さらには当時の状況を本人の口から正直に話してもらいたいと思います」と話しました。