クルーズ船に医薬品など支援へ 船上生活長期化に備え 厚労省

クルーズ船に医薬品など支援へ 船上生活長期化に備え 厚労省
横浜港発着のクルーズ船で5日、新型コロナウイルスへの集団感染が確認されたとして、厚生労働省は乗員と乗客に原則14日間船内で待機するよう求める方針を示し、長期化する船での生活に備えて医薬品など必要な物資の支援を行うことにしています。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、先月20日に横浜港を出発し、鹿児島や香港などをめぐって4日の朝戻る予定でしたが、香港で船を下りた乗客の1人が後になって新型コロナウイルスに感染していたことが分かり、厚生労働省は発熱やせきの症状があった人など合わせて273人のウイルス検査を順次、進めています。

その結果、5日の時点で乗員と乗客合わせて10人の集団感染が確認されたとして、船内に残るおよそ3700人に原則14日間、船内で待機するよう求める方針を示しました。

船で過ごす期間が当初の旅の日程よりも大幅に伸びることから、乗客からは「いつも飲んでいる薬が足りなくなってしまう」などといった不安の声があがっているということで、厚生労働省は、乗客の家族に薬などを届けられるよう支援の方法を検討することにしています。

また、マスクや医薬品など生活に必要な物資を支援するほか、医師や看護師も派遣して長期化する船での生活に備えることにしています。