クルーズ船2社 中国本土への渡航歴のある人 乗船断る方針

クルーズ船2社 中国本土への渡航歴のある人 乗船断る方針
新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、郵船クルーズと日本クルーズ客船の2社は、14日以内に中国本土への渡航歴がある人については、乗船を断る方針を決めました。
このうち、郵船クルーズでは来月19日から国内や海外をめぐるクルーズ船の運航が予定されていますが、乗船予定の人たちにこうした方針をすでに伝えたということです。会社では「乗客の安全と安心を確保するための対応だ」と説明しています。

こうした、直近で中国への渡航歴がある人の乗船を断る対応は、海外のクルーズ船会社でも実施されているということです。

一方、日本クルーズ客船では、アジア各国を周遊しているクルーズ船が今月9日から12日にけて、中国の海南島などに寄港する計画でしたが、予定を変更して寄港地を台湾に切り替えたということです。