「受験生はマスク着用を」予備校や大学が呼びかけ

「受験生はマスク着用を」予備校や大学が呼びかけ
本格的な受験シーズンを迎え、予備校や大学では、新型コロナウイルスへの感染を予防するため、受験生らにマスクの着用を呼びかける動きが広がっています。
九州を拠点とする「北九州予備校」の東京校では、校舎内にいる受験生と職員が全員マスクをしています。

この予備校では、かぜやインフルエンザに備えて、手洗いやうがいの徹底を呼びかけてきましたが、新型コロナウイルスへの感染を予防するため、今月からマスクの着用を義務づけたということです。

今月末に、第1志望の大学入試があるという19歳の受験生は、「この時期に、新型コロナウイルスがはやるのは、受験生にとっては大きな不安要素です。自分のため、そして、周りの人たちのためにも、マスクをして感染予防に協力していきたい」と話していました。

また、入試が始まった各地の大学も、新型コロナウイルスへの感染を予防するため、受験生には、試験前に本人かどうか確認をするとき以外は、原則、マスクの着用を呼びかけているということです。