新型肺炎 武漢から訪日女性の感染確認 千葉県が経緯を説明

新型肺炎 武漢から訪日女性の感染確認 千葉県が経緯を説明
中国・湖北省武漢から千葉県を訪れていた女性の新型コロナウイルスへの感染が4日、新たに確認されたことを受けて、千葉県は4日夜、記者会見し、感染が確認されるまでの経緯などについて説明しました。
厚生労働省によりますと千葉県を訪れていた中国・湖北省武漢に住む30代の外国籍の女性が、新型コロナウイルスに感染していることがきのう新たに確認されました。

これを受けて千葉県は4日夜、記者会見し、感染が確認されるまでの経緯などについて説明しました。

千葉県によりますと、女性は、先月21日に来日し、30日になって38度8分の発熱があったため、31日、千葉県内の医療機関を受診し肺炎と診断されたということです。

その後、今月1日に受けたウイルス検査では感染は確認されませんでしたが、症状が回復しないため再度検査した結果、4日、新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。

女性は現在も37度台の熱と肺炎の症状が続いているため、千葉県内の医療機関に入院しているということです。

女性は観光のためグループで日本を訪れていて、先月28日以降千葉県に滞在していたということで、千葉県は女性の行動を詳しく調べたうえ濃厚接触した人の健康観察を行うことにしています。