政府 武漢からの帰国者の施設滞在期間 10日間に短縮

政府 武漢からの帰国者の施設滞在期間 10日間に短縮
感染が拡大している新型コロナウイルスについて、WHO=世界保健機関が、潜伏期間は想定より短いという知見を示したことを受けて、政府は、中国・武漢から帰国した人たちの施設滞在期間を10日間に短縮すると発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、政府は、中国・武漢からチャーター機で帰国した人たちの健康状態を確認する必要があるとして、検査で感染が確認されず、発熱などの症状がない人でも、ウイルスの潜伏期間を考慮して14日間、政府が確保した宿泊施設で滞在するよう要請してきました。

こうした中、WHOはウイルスの潜伏期間について、これまでの想定よりも短く、最長でも10日程度という知見を示しました。

このため政府は、宿泊施設などに滞在してもらう期間も10日間に短縮し、最終日に改めてウイルス検査を行い、陰性だった場合には、施設から離れてもらうとする方針を発表しました。