国内旅行にもキャンセル出始める 「人混み避ける傾向」

国内旅行にもキャンセル出始める 「人混み避ける傾向」
新型コロナウイスルの感染拡大を受けて、愛媛県内の旅行会社では、東京や大阪方面を中心に国内旅行の予約にキャンセルが出始めていて、旅行会社では「人混みを避ける傾向が消費者の間に広がっている」と分析しています。
松山市にある愛媛県内最大手の旅行会社「フジ・トラベル・サービス」では、先月下旬ごろから4日までに、東京や大阪などを巡る旅行商品について、個人客を中心にそれぞれ数十件のキャンセルが出ました。

また、千葉県や大阪府にあるテーマパークを楽しむ旅行商品についても、一部にキャンセルが出ているということです。

これらのキャンセルは予約全体の2%程度だということですが、会社では「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、消費者の間に人混みを避ける傾向が広がってきている」と分析しています。

このため、この旅行会社は、地方の自然や食を楽しむプランを積極的に提案していて、キャンセル客の中には、北海道や九州に行き先を変更する人もいるということです。